GX推進戦略を閣議決定 脱炭素社会へ向けた取り組み加速へ
政府は28日、GX推進法に基づいて定めた「脱炭素成長型経済構造移行推進戦略(GX推進戦略)」を閣議決定した。
2050年カーボンニュートラルなどの国際公約と産業競争力強化・経済成長を同時に実現していくため、今後10年間で150兆円を超える官民のGX投資が必要とし、その実現に向けて2月10日、「GX実現に向けた基本方針」を閣議決定した。
さらに、「GX推進法」・「GX脱炭素電源法」を成立させ、「成長志向型カーボンプライシング構想」などの新たな政策を具体化した。炭素税や排出量取引制度を導入することで、脱炭素社会に向けた企業の意識を高め、取り組みを加速させる。
これらの政策を実行するため「GX推進法」に基づき、GX推進戦略を定めることでエネルギーの安定供給と脱炭素社会の実現を図る。