FFC、植物発酵エキスで新知見 マイクロプラスチック結合・排除促進を確認
㈱機能性食品開発研究所(FFC、岡山市北区、池田昭社長)はこのほど、植物発酵エキスに関する新たな研究成果を公表した。同社の植物発酵エキスが、消化管内においてマイクロプラスチックと結合し、体外排除を促進する可能性を示した。
同研究は、岡山大学資源植物科学研究所の杉本学准教授との共同研究として実施。研究成果は、2025年9月18日から19日に岡山市で開催された日本農芸化学会2025年度関西・中四国・西日本支部合同大会で発表した他、同8月に食品科学研究雑誌「Current Nutrition and Food Science」にResearch Articleとして掲載された。また、同12月16日には岡山大学の定例記者発表でも公表している
研究では、人工胃液および人工腸液中に浮遊する直径106~125μmのマイクロプラスチック粒子100mgと植物発酵エキスを混合し、37度で1時間振とうした。その結果、植物発酵エキスを添加した条件では、マイクロプラスチックの非浮遊量、すなわち結合量が増加した。
人工胃液中では、植物発酵エキス10gで73mg、5gで74mg、2.5gで63mg、1gで31mgの結合が確認された。人工腸液中でも、それぞれ45mg、55mg、43mg、16mgの結合量が確認された。
一方、対照としたセルロースおよび難消化性デキストリンでは、マイクロプラスチックとの結合はほとんど認められなかった。
同社は、植物発酵エキスに含まれる成分の一部が酸性条件下で荷電し、帯電したマイクロプラスチックとイオン相互作用により結合することで、消化管からの排除を促進する可能性を示唆している。
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(上の図:マイクロプラスチック粒子(青色)は、植物発酵エキスと結合し浮遊量が減少しているのが分かる)











