DNV GL、健食業界に向けて食品トレーサビリティー認証の提案開始
ノルウェーに本拠地を置く国際的な第三者認証機関であるDNV GLビジネス・アシュアランス・ジャパン(ノルウェー・オスロ、レイフ・アルネ・ランゴイ会長)はこのほど、日本の健康食品企業に向けて、食品のトレーサビリティー認証の提案を開始した。
同社のISO22005による製品認証「食品トレーサビリティー認証」には、製造工場を対象とした内部トレーサビリティーと、農場から食卓までフードチェーン全体における品質管理や原産地・由来などを追跡するフードチェーントレーサビリティーの2パターンがある。
製品を認証する際には、対象となる製品・原料・材料を特定するとともに、フードチェーンの起点と終点を特定する。フードチェーンにおける製品の識別・特定を確実にするための手順を作成し、データ管理や記録手順を確立するといった手順を踏む。第三者機関であるDNV GLが認証する。
認証された製品には、認証マークをパッケージに付けることができる。国際マネジメントシステムISO22005による認証のため、海外輸出時にも対応できる。問い合わせは、横浜事務所(神奈川県横浜市、TEL:045-683-1406)まで。