CPP含有ガムでう蝕抑制
国立栄研がHFNetに有効性情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は12日、素材情報データベース(HFNet)に「カゼインホスホペプチド(CPP)」の有効性情報を追加したと発表した。
健康なオーストラリアの中学生1,749人(試験群892人、平均12.7±0.36歳)を対象に、二重盲検無作為化プラセボ対照試験を実施。
CPP-ACP 54 mgを含有した無糖チューインガムを2年の間、1日3回、10分間摂取させたところ、CPP-ACP不含無糖チューインガムと比較し、第1小臼歯から第2大臼歯までの隣接面において、う蝕の進行抑制が認められたとしている。