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8月の「景表法」措置件数公表 ファミリア薬品など課徴金命令2件

 消費者庁は4日、国および都道府県における景品表示法に基づく法的措置件数の推移と措置事件の概要を発表した。
 発表によれば、8月に課徴金納付命令を受けた企業は2社で、措置命令はなかった。
対象期間は2011年から2022年8月31日まで(ウェルネスデイリーニュースでは09年から掲載)。

 課徴金納付命令を受けたのは㈲ファミリア薬品(兵庫県尼崎市、吉﨑将代表)ほか1社。同社は自社ウェブサイトで、2018年8月28日~19年1月16日と19年7月1日に、顔にシミのある人物の画像とともに、「これが老斑?」や「ライチ洗顔で92.8%が実感」などと表示。『朱の実』という商品名の石けんを使うだけで、シミが消えるかのように標ぼう。459万円の課徴金の納付を命じられた。

消費者庁の公表資料に基づき編集部で作成

※09年8月末までは、公正取引委員会における排除命令件数。同9月以降は消費者庁による措置命令件数。14年11月末日までは指示件数。同12月1日以降は措置命令件数。

関連記事:ファミリア薬品に課徴金459万円 「石けんでシミが消える」根拠なし

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