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4月の「景表法」措置件数公表 措置命令1件、課徴金命令1件

 消費者庁は5月31日、国および都道府県における景品表示法に基づく法的措置件数の推移と措置事件の概要を発表した。発表によれば、4月1日~30日までに措置命令を受けた件数は1件、課徴金命令も1件だった。

 措置命令を受けたのは、プラチナチタン触媒技術に関連する製品の開発・製造・販売を行う㈱ゼンワールド(静岡市駿河区、松井延之社長)。
 2022年6月20日~7月18日までの間、「AIRPLOT® エアープロット」という自社ウェブサイトと、同サイト内でクリックすると再生される「エアープロットシステムのご案内」という動画に、同社のスプレー商品を用いることで、花粉・アトピー性皮膚炎・喘息の原因物質、新型コロナウイルスを含むウイルスを分解除去し、室内の空気を浄化する効果が得られるかのように示す表示を行っていた。

 課徴金納付命令を受けたのは、空間除菌関連商品「クレベリン」シリーズを展開していた大幸薬品㈱(大阪府吹田市、柴田高社長)。納付額は過去最高の6億744万円となった。

関連記事:除菌スプレー販売のゼンワールドに措置命令
大幸薬品に課徴金納付命令、過去最高額

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