消費者庁が1日に行った機能性表示食品の届出データベース更新で受付公開された新規届出は5社5件と10件未満だった。機能性関与成分では、サイリウム種皮由来の食物繊維、アルロース、バコパサポニンなどが届け出された。いずれも既存の関与成分。初の届出者には、㈱仁川薬局（兵庫県宝塚市）と㈱日本自然発酵知多（愛知県知多郡）があった。

　新たに15件の撤回届出が積み上がった。全て2月28日に同庁へ提出されたもの。2015年4月の届出開始以来の撤回届出は累計1,180件となった。1日時点の届出総数は8,058件。届出全体に占める撤回届出の割合は約15％と、撤回届出の割合が拡大してきた。

先月の機能性表示食品届出DB更新
：【5日】肌の弾力維持、作用機序に抹消血流　松樹皮由来成分に新たな届出表示
：33件が先月末に撤回届　ナチュラルメディシンDB利用規約変更が影響か
：【6日】月経前メンタルケアで第2弾　ラフマ由来成分、常磐植物化学がSRで届出
：【9日】撤回届が57件　先月末から激増、1週間で100件に迫る
：【15日】新規届出31件、撤回届出53件　届出総数8,000件突破、撤回も1,000件超に
：【19日】アリナミン製薬、初の届出　NAGなど配合した膝・腰ケアサプリ
：【26日】新規届出受付10件未満　一方で撤回届は46件と引き続き多く
：【29日】2月DB更新、新規届出が累計133件　撤回は281件、NMDB利用規約変更が影響