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東大教授を収賄容疑で逮捕 臨床カンナビノイド講座設置巡り警視庁発表

 一部報道にあるとおり、警視庁は24日、収賄事件の被疑者として東京都文京区在住の大学教授、佐藤伸一容疑者(62)を逮捕したと発表した。発表は同日午後5時30分、警視庁捜査二課による記者レクチャーのかたちで行われた。取材によれば、今回の逮捕については、警視庁捜査二課本部が主体となり、麹町本富士署と連携して捜査を進めてきたという。

 警視庁によると、佐藤容疑者は大学大学院医学系研究科の教授の立場にあり、2023年4月に同研究科に設置された臨床カンナビノイド学講座を巡り、その設置手続きや運営、研究内容の選定および実施などについて、有利かつ便宜を図っていたとされる。

 その見返りとして、佐藤容疑者は、講座の設置および共同研究に関する契約を大学と締結していた一般社団法人の代表理事から、謝礼および今後も同様の取り計らいを受けたいとの趣旨で供与されるものであることを認識しながら、23年3月頃から24年8月頃までの間、数十回にわたり、合計約180万円相当の接待を受けた疑いが持たれている。

 警視庁は、これらの行為が自己の職務に関して賄賂を収受したものに当たるとして、収賄罪で逮捕に踏み切った。
 発表資料では、大学名は「A大学」、相手方は「一般社団法人」として示され、具体的な名称はいずれも明らかにされなかったが、A大学は東京大学で、一般社団法人は(一社)日本化粧品協会に当たる。

 ウェルネスデイリーニュースではこれまで、(一社)日本化粧品協会と(一社)日本中小企業団体連盟が、東京大学および佐藤伸一教授、吉崎歩元准教授を相手取った訴訟について報道を続けてきた。同時に刑事裁判が続いており、両者の関係者は共に捜査機関の事情聴取を継続的に受けていた。

【田代 宏】
 
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