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カカオポリフェノールなど届出公開 【機能性表示食品届出DB更新】25年度「K」シリーズ累計393件に

 機能性表示食品の届出データベース(DB)情報が23日、更新された。消費者庁は新たに5件(サプリメント2件、サプリ以外の加工食品3件、生鮮食品0件)の新規届出に対して届出番号を付与・公開した。これで2025年度の届出番号「K」シリーズの届出件数は累計で393件となった。

 この日のDB更新で公開された新規届出の機能性関与成分は、松樹皮由来プロシアニジン、クロセチン、酢酸、イヌリン、カカオポリフェノール(フラバノールとして)。いずれも既存の機能性関与成分だが、B1およびB3に限定しない松樹皮由来プロシアニジン、クロセチン、カカオポリフェノール(フラバンノールとして)については、2025年度としては初の届出公開となった。

 カカオポリフェノール(フラバノールとして)を届け出たのは森永製菓㈱(東京都港区)。同社は同成分についてこれまでに末梢血流の改善による「手先の表面温度をあたたかく保つ機能」をシステマティックレビュー(SR)に基づき届け出ていたが、今回の新規届出では機能性表示の内容を「血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています」とした。科学的根拠はSRとメタアナリシスで、届出資料によると、評価した論文数は13報に上る。

 なお、カカオポリフェノール(フラバノールとして)とは別に、「カカオフラバノール」を名称とする機能性関与成分も届け出されている。

【石川太郎】

2025年12月のデータベース更新
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【16日】PQQ、認知機能に続く新たな表示 筋力・身体機能サポート、龍泉堂が届出
【19日】新規届出33件、一挙公開 新たな機能性関与成分にオメガ7脂肪酸

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