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機能性表示のはなびらたけを本格出荷 大井川電機の『ホホホタケ』、月間売上2,000万円を目指す 

 自動車用電球製造・販売を行う㈱大井川電機製作所(静岡県島田市、佐々木孝行社長)はこのほど、機能性表示食品のはなびらたけ『ホホホタケ®』(届出番号:J415)の本格出荷・営業を開始したと発表した。同品の機能性関与成分は「エルゴチオネイン」。「エルゴチオネインには継続的な摂取により、中高年の方の認知機能の一部である言語記憶力(人や物の名前などを記憶し、後から呼び起こす能力)及び単純注意力(物事に対して注意を集中して持続させる能力)を維持する機能があることが報告されています」などと表示。

 同社によると、既存品の『ホホホタケ』は、秋から冬(9月~12月)が最も需要が高く、春夏は売上が低迷するという課題があった。今後、機能性表示食品として展開することで、他のはなびらたけに対する競争力・比較優位性の向上を図ると同時に、健康志向の高い消費者への訴求力を高め、営業・販売戦略を強化する。春夏期の需要低迷の解消、季節を問わず販売できるきのことしての営業力強化を目指すという。

 同社では、2014年に新規事業として“きのこ事業”を中核事業に育てることを目指し、はなびらたけの研究と生産を決定した。18年に独自の栽培・生産方法を確立し、20年に総額2億円を投じ、月間最大6万パック(80グラム/1パック)のはなびらたけの安定供給・出荷が可能な新生産拠点を稼働させ、本格的な量産体制を整えた。21年には、ブランド名を『ホホホタケ』に刷新し、企業理念に沿ったブランド価値の確立を図った。
 電球製造で培ったモノづくりのノウハウを活かし、厳しい製造・品質管理体制の下、衛生・温湿度・手順・品質・発送など厳格な管理基準を設け、安心安全で高品質なはなびらたけを生産、従来の農家のように天候や農作物の生育環境などに左右されることなく、一年を通じた出荷先への安定供給を可能にした。

 既存品である『ホホホタケ』の生産方法を確立した2018年度の売上は150万円/月だったが、その後、営業・マーケティング活動の強化によって、現在は約1,000万円/月に拡大しているという。さらなる認知向上と拡販を進め、1年後には売上2,000万円/月を目指すとしている。

(冒頭の写真:同社リリースより)

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