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飛鳥フーズに不適正表示の是正指示 国産と輸入いかを混合し「国産」と表示、農水省が指導

 農林水産省は11日、㈱飛鳥フーズ(新潟県三条市、五十嵐七朗社長)に対し、食品表示法に基づく是正指示を行った。
 飛鳥フーズが販売した『いかゴロ焼き』などのいか加工品および生鮮食品について、国産のするめいかとアルゼンチン産のアルゼンチンマツイカを混合使用していたにもかかわらず、「イカ(国産)」などと国産のみを使用しているかのように表示していたことが確認された。

国産表示で販売、10商品に不適正表示

 農水省北陸農政局および(独)農林水産消費安全技術センターが6月27日~10月15日にかけて立入検査を実施した結果、同社が表示責任者として販売した『いかゴロ焼き』、『プレミアムいか塩辛』など10商品に不適正表示があったことが判明した。
 対象期間は今年4月21日~7月11日までで、計7,768個(2,440.59kg)が卸売業者32社に販売されていた。

農水省、全製品の点検と再発防止を指示

 農水省は、これらの行為が食品表示基準に定める「原料原産地名」、「名称」、「原産地」などの規定に違反すると判断。飛鳥フーズに対し、販売する全ての食品の表示点検および速やかな是正を求めるとともに、原因の究明と再発防止策の徹底、責任の所在の明確化、従業員への食品表示制度の周知・啓発などを指示した。
 また、講じた措置の内容を報告書として、12月11日までに農林水産大臣宛てに提出するよう命じている。

【編集部】

詳細はこちら(農水省HPより)

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