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厚労省、ココロの動画3本を公開 世界メンタルヘルスデー特設サイト更新

 厚生労働省は10月10日、世界メンタルヘルスデー2025の特設サイトを更新し、「#ココロに聞いてみよう」をテーマにした3本のショート動画を新たに公開した。今回の企画は、こころの不調に気付き、支え合うきっかけを提供することを目的として制作された。

「見えない心に気付く」メッセージを発信

 1本目の動画「あなたに心のサポート、はさみます。」では、「心は見えない。だから、聞く。」という言葉から始まり、日常の小さな変化に気付くことの大切さを訴えている。「休み増えたな」、「元気ないな」と感じたとき、キャラクター「ココロガニ」が「あなたに心のサポートをはさみます」と語りかける。
 目に見えない“カニ”として心の存在を象徴し、「焦らなくていいカニ」、「横ばいでいいカニ」といった温かい言葉を通じて、スローライフに寄り添う姿勢を伝えている。

「心のサポーターはじめました」身近な支えを促す

 2本目の動画「心のサポーターはじめました。」では、「心は見えない。だから聞く。」というメッセージを繰り返しながら、身近な人のSOSに気付き、声を掛けることの重要性を描いている。
 「あなたの周りで気になる人はいませんか?」、「それはあの人の心の不調かもしれません」と呼び掛け、小さな気付きや行動の積み重ねが支援の第一歩になると伝えている。
 また、「相手の話を聞くちょっとしたコツ、聞きに来ませんか?」と、傾聴の姿勢を学ぶための参加を促している。

「どう声をかけるか」共感の輪を広げる

 3本目の動画「周りの人が元気がないとき、どうしますか?」では、「最近、佐藤さん元気ないんだよね」、「でもなんて声を掛けたらいいか」と悩む場面から始まる。無理にアドバイスをせず、「最近どう?」と声を掛けるだけでもよいと伝え、「つながる、どこでも、誰にでも」というメッセージで締めくくられている。

 これらの動画はいずれも、「気付く」、「聞く」、「つながる」という行動の連鎖を促す構成で、身近な人同士の支え合いをテーマとしている。

“人とのつながり”を軸に心の健康を推進

 厚生労働省は、こころの健康を支える上で「人とのつながり」を重視しており、世界メンタルヘルスデーJAPAN2025では「つながる、どこでも、だれにでも」をテーマに掲げている。
 今回の動画企画「#ココロに聞いてみよう」は、誰もが自分や周囲のこころの不調に気付き、声を掛け合う社会の実現を目指すものだ。

厚労省の発表資料はこちら

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