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葛の花由来イソフラボン、25年度初 【機能性表示食品届出DB更新】PRISMA2020対応SRを科学的根拠に

 消費者庁は15日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新規届出2件の届出情報を公開した。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)を機能性関与成分とする錠剤・カプセル剤等の加工食品(サプリ)2件の情報を公開。届出件数の多い機能性関与成分だが、システマティックレビュー(SR)のPRISMA声明2020準拠が新規届出に関して実質的に義務化された2025年度では初の届出公開となった。届出者は、㈱東洋新薬(本部:佐賀県鳥栖市)。

 同2件はいずれも機能性関与成分のSRを科学的根拠とするが機能性表示の内容は微妙に異なる。
 一方は、「肥満気味な方の、お腹の脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らし、体重が減少するのを助け、高めのBMIが低下するのを助ける機能があることが報告されています」であるのに対し、もう一方は、「肥満気味な方の、お腹の脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)、ウエスト周囲径、体重の減少をサポートし、高めのBMIを減らす機能があることが報告されています」

 前回13日の届出データベース更新では、「プエラリアフラワー由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)」という機能性関与成分に関する届出情報が公開されていた。東洋新薬が届け出たもので、プエラリア(Pueraria)は「葛」の別名であり、プエラリアフラワーは「葛の花」と同義という。

 なお、15日のデータベース更新では、撤回届出に関する情報も更新されていた。先月31日から今月8日までの間に、累計15件の撤回届が行われたという。計8社が撤回したもので、販売終了や販売予定が無くなったことなどが理由。

【石川太郎】

2025年8月のDB更新
【4日】ラフマ由来成分が25年度初の届出 マルトビオン酸、プラズマ乳酸菌も
【5日】新規7件追加、ようやく20件超える 25年度初、エノテインBなど
【13日】初の届出、プエラリアフラワー じつは「葛の花」と同義、東洋新薬が届け出る

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