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東京都区部で食料品の物価上昇続く うるち米・牛肉が大幅高騰、野菜は品目で明暗分かれる

 東京都は23日、東京都区部における6月の小売物価統計調査の中旬速報値の結果を公表した。
 全体の消費者物価指数は前年同月比で3.1%の上昇となったが、食料品に限ると、前年同月比で6.4%の上昇と、全体平均を大きく上回る上昇率を記録した。前月比でも0.3%の上昇が確認されており、食品価格の上昇基調が継続していることが明らかとなった。

 品目別にみると、生鮮食品(水産物・青果物)15品目のうち、前月と比べて4品目が値上がりし、10品目が値下がりした。個別品目では、「ほうれんそう」が前月比6.8%の値上がり、「キャベツ」が同20.2%の値下がりとなった。前年同月比では、「たまねぎ」が10.9%の値上がり、「キャベツ」が26.3%の値下がりを記録している。

 また、加工食品・畜産品15品目のうちでは、前月比で6品目が値上がり、8品目が値下がりした。特に「牛肉(国産品)」は前月比5.0%の値上がり、「チーズ」は同6.9%の値下がりであった。前年同月比では、「うるち米(コシヒカリ)」が98%もの大幅な値上がりを見せ、「チーズ」は4.1%の値下がりとなっている。

 このように、東京都区部における食料品価格は、全体的に上昇傾向にあり、特にうるち米や国産牛肉などの基礎食材において、前年同月比での顕著な上昇が確認された。一方で、野菜類では品目による変動が大きく、供給状況や天候などの影響も反映されているものと考えられる。

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