プレミアアンチエイジング、第3Q決算 15周年の「デュオ」のさらなる需要喚起を図る
プレミアアンチエイジング㈱(東京都港区、松浦清社長)はこのほど、2025年7月期第3四半期(24年8月1日~25年4月30日)決算短信を発表した(連結)。売上は、対前期比19%減の125億円、営業利益は12億6,600万円だった。
同社グループは、厳しい事業環境下においても着実に利益を創出できる筋肉質な企業体質の確立に向け、ブランドマネジメントと各チャネルの協働強化によりブランド価値の再構築を図ると同時に、適正なコストマネジメントに努めている。
同期間における売上は、子会社の㈱ベネクスを通じて行っているリカバリー事業の売上が順調に伸長した一方で、プレミアアンチエイジング社で行っているアンチエイジング事業の売上が減収となった。
通販は、前期から取り組む新規獲得効率の徹底を継続すると同時に、顧客構造を強化するためのCRM施策の拡充などに努めている。新規獲得競争の環境が厳しい状況が続いていることや、CRM施策を通じた既存顧客の活性化の効果が上がるにはまだ時間がかかることから売上の減少が続いているとしている。
主力の「デュオ」ブランドは今年2月にブランド誕生から15周年を迎え、これを機に「ザ クレンジングバーム」シリーズ5種をリニューアルした。新たに発売した店舗限定66グラムサイズ、18グラムミニサイズの販売も好調に推移しており、引き続きさまざまなチャネルを通じて「デュオ」の機能的価値を訴求し、さらなる需要喚起を図る。
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