カリフォルニアくるみ協会（California Walnut Commission/CWC、米カリフォルニア州フォルサム、ロバート・ヴァーループCEO）はこのほど、「世界くるみサミット2025」特設サイトを公開した。

　同サイトでは、海外の研究者による、くるみに関する最新の研究成果を見ることができる。

　「世界くるみサミット2025」は、4月24日にANAインターコンチネンタルホテル東京（東京都港区）で開催された。同サミットは、くるみの栄養価や健康効果についての理解を深め、そのおいしさや汎用性を実際に体験することを目的としたシンポジウム。同社発表によると、当日は、カリフォルニアくるみ取り扱い業者、医師や管理栄養士、インフルエンサーなど300人以上が参加したという。

　同サミットでは、「腸」「脳」「睡眠」の3つの健康領域をテーマに、海外から招待された研究者が登壇し、くるみに関する最新の科学的知見とその機能性について発表。また、カリフォルニアくるみの生産者や俳優の鈴木保奈美さんを交えたトークショー、世界のくるみ料理を紹介する昼食会なども実施された。

　同協会は、カリフォルニア州の3,700以上の家族経営のくるみ生産者と、約70社に及ぶ加工・販売業者を代表する機関。国内外の輸出市場の開拓活動を通じて、くるみの啓蒙活動に関わるほか、くるみの健康に関する研究のサポートを行っている。同協会では、今後も科学的根拠に基づく情報発信を通じて、くるみの健康価値の普及とその実践を支援するとしている。

（冒頭の写真：同社リリースより）