女性のヘルスケア実態を調査 インテージヘルスケア、調査レポート発刊
㈱インテージヘルスケア(東京都千代田区、村井啓太社長)は10日、女性に特化したヘルスケア実態調査レポートを発刊、その一部を公開した。
調査は、20~79歳の女性を対象にインターネット調査で実施。スクリーニング調査で2万3,504サンプル、本調査で1,340サンプルを収集した。調査期間は、スクリーニング調査が1月31日~2月4日、本調査が2月4日~17日。
最近1年間に経験した症状を確認したところ、「目の疲れ」と「肩・首筋・腰・背中のこりや痛み」が約4割、次いで「睡眠」「疲労」「手足の冷え」などが挙げられた。また経験症状上位の他、「免疫ケア・サポート」や「体脂肪の減少・代謝サポート」にも関心が集まった。
本調査では、月経前症候群(PMS)、更年期症状、メンタルヘルス、エイジングケア(フレイル)をピックアップ症状とし詳細を聴取。その中で、PMSの「日常生活への支障度」と「対処の満足度」を確認したところ、「支障がある」は81.1%と高いが、「対処に満足している」は21.3%と低い結果となった。また更年期症状の「支障がある」が62.5%、「対処に満足している」が16.4%で、PMSと同様の傾向となった。
同調査レポートでは、「女性」に特化した、経験した症状や対処方法、生活・仕事・人間関係などの悩みや価値観、意識などを明らかにしている。セルフヘルスケア領域(OTC、サプリメント、雑貨など)におけるフェムケア・フェムテックなどの女性向けのサービスや商品開発、営業施策、プロモーション戦略の策定などに活用することができる。
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