㈱やずや（福岡市南区、矢頭徹社長）はこのほど、「食事状況と身体・体力との関係性調査」を実施したと発表した。

　同社は2023年7月に福岡女子大学と包括的連携に関する協定を締結した。今回その一環として福岡市立照葉中学校の男子バスケットボール部に所属する中学1～3年生約30人を対象に、食事生活活動調査と身体体力測定を行った。

　食事や生活習慣に関しては、食品の摂取頻度や栄養素の摂取状況（BDHQ15y）や貧血の状況（非侵襲的ヘモグロビン測定器）、骨密度（踵の骨密度測定器）などで調査。身体・体力測定では、身体・体重測定、全身四肢骨格筋量、動体視力測定などを実施した。

　今年の夏ごろを目途に、調査に協力してくれた生徒に向けて調査結果を報告する。また、成長途中の若いスポーツ選手に特化した食事・生活習慣と身体・体力要素との関連について、今後は、過去に福岡女子大学と実施した調査と合わせて検証し、今後の若手スポーツ選手の栄養学研究の発展に寄与することを目ざす。

　同社では、今回の調査を通じ、測定した内容を対象の生徒、その保護者に結果を共有することで、食事バランスをとることでの重要性を伝え、学校生活や部活動を充実させるための一助として役立ててもらいたいとしている。

（冒頭の写真：身体体力測定の説明を聞く生徒たちの様子/同社リリースより）