フィリピン産そばに検査命令 検疫所で「アフラトキシン」を検出
厚生労働省は14日、検疫所におけるモニタリング検査の結果、フィリピン産そばからアフラトキシンを検出したため、輸入業者に対して食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令の実施(輸入届出ごとの全ロットに対する検査)を義務付けたと発表した。
アフラトキシンは、発がん性を有するカビ毒(アスペルギルス属の真菌により産生される)の一種。
<違反の内容>
品 名:そば
輸入者:㈱スターレーン
輸出者:CARMEN SUNRISE EXPORTERS,INC.
届出数量および重量:8CT、80.00kg
検査結果:アフラトキシン84μg/kg検出(基準:付着してはならない)
届出先:成田空港検疫所
日本への到着年月日:2025年5月1日
違反確定日:2025年5月13日
貨物の措置状況:全量保管中

※上の図は、フィリピン産そばの輸入実績(2024年4月1日から25年5月11日まで:速報値)