熱中症で毎年30人前後が死亡 厚労省「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」始動へ
厚生労働省は、職場での熱中症を未然に防ぐため、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を5月1日~9月30日までの5カ月間実施する。これは、毎年30人前後が職場において熱中症で死亡するという深刻な状況を踏まえた取り組みだ。対策の強化が急務とされている。

昨年は、建設業や製造業を中心に 1,195人が熱中症で死傷、うち30人が死亡している。暑さ指数(WBGT)を把握せずに作業を続けたり、緊急時の対応が不十分だったことが、多くの事故の要因とされている。
今年のキャンペーンでは対策のポイントとして、「暑さ指数(WBGT)の活用」、「作業環境の整備」、「健康管理の徹底」、「教育と緊急対応体制の整備」などを重視する。
詳細はこちら(厚労省HPより)
(冒頭および文中の画像:厚労省の発表資料より)