1. HOME
  2. 機能性表示食品
  3. 大正に続きロートもステマ告示違反 【動画公開】措置命令の記者会見アーカイブ

大正に続きロートもステマ告示違反 【動画公開】措置命令の記者会見アーカイブ

 消費者庁は25日、サプリメントの広告宣伝でステルスマーケティング(ステマ)を行っていたとして、ロート製薬㈱(大阪市生野区、杉本雅史社長)に対し、景品表示法に基づき措置命令を行ったと発表した。消費者庁がステルスマーケティング(ステマ)告示に該当する不当な表示として違反認定したもののうち、サプリメントについては昨年11月の大正製薬㈱に対する措置命令に次ぐ2例目。

 ウェルネスニュースグループ(東京都港区)では、処分発表当日のアーカイブ動画をYouTubeチャンネル「ウェルネスデイリーニュース」で公開している。発表者は消費者庁表示対策課 上席景品・表示調査官の高橋佑美子氏。動画では、同庁による発表から記者による質疑まで収録している。

 消費者庁の発表によれば、ロート製薬はモニター募集サイトを通じて機能性表示食品のサプリメント『ロートV5アクトビジョン』の宣伝のためのモニターを募集。当該モニターに対して同品を無償提供した上で、Instagram上に粒度(見た目)が分かる写真や日常生活で取り入れている様子が分かる写真などを意見・感想と一緒に投稿することを依頼。同時に、投稿画像例や投稿例、複数のハッシュタグ(#)を示すかたちで指示していた。

 消費者庁は、表示は表示内容全体から一般消費者にとって事業者の表示であることが明瞭になっているとは認められないとして、景品表示法第5条の規定に違反するものとした。同表示が景品表示法に違反するものである旨を一般消費者に周知徹底すること、再発防止策を講じこれを役員・従業員に周知徹底すること、今後、同様の表示を行わないことを求めている。

関連記事:景表法違反、ロート製薬に措置命令 サプリのステマ告示で大正製薬に続き2例目

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ