3月8度目の更新、新規届出は11件 【機能性表示食品届出DB更新】販売終了を理由に29件が届出撤回
機能性表示食品の届出情報データベースの更新が25日にあり、新規届11件(サプリメント5件、サプリ以外の加工食品6件、生鮮食品ゼロ件)が新たに公開された。3月の更新はこれで8回目。
㈱ノエビアの『ノエビア プラズマ乳酸菌 青汁a』(届出番号:J1017)が公開された。同品の機能性関与成分は「プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)」。「プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています」などと表示する。同品はヨーグルト風味の青汁粉末で、㈱東洋新薬鳥栖工場、同インテリジェンスパークで製造。
そのほか、「ラフマ由来ヒペロシド」、「ラフマ由来イソクエルシトリン」を機能性関与成分とした『リラックスナイトα(アルファ)』(㈱上薬研究所/J1009)、『Un‘s(アンズ)ぐっすり』(㈱ACSYS UN/J1014)が公開。いずれの商品も届出表示は「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています」。
「イヌリン」を機能性関与成分とした3製品が公開された。『築上きくいも茶』((合同)豊築マルシェモンステラ/J1008)の届出表示は「イヌリンには食後の血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されています」。『THE BETTER INNER CARE(ザ・ベターインナーケア)腸活ミルクティー』(片岡物産㈱/J1012)の届出表示は「イヌリンは善玉菌として知られているビフィズス菌を増やすことで、腸内フローラを改善し、お腹の調子を整えることが報告されています」。『イヌリンS』(フジ日本㈱/J1016)の届出表示は「イヌリンは肌の保湿力(バリア機能)を高め、肌の弾力を維持することで、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されています」。
またこの日の撤回届出は29件だった。撤回の理由はその多くが販売を終了するというもの。
【藤田勇一】

25年3月のDB更新:【5日】MSM、膝関節ケアの関与成分に
:【6日】ツボクサエキス、機能性表示に対応
:【11日】届出撤回の理由、関与成分の含有量
:【12日】新日本製薬、Wの健康青汁で新届出
:【18日】マカエキス、機能性関与成分になる
:【21日】沖縄モズク由来フコイダン、初の届出
:【25日】24年度、ようやく1,000件