食品ロス削減方針決定 6割削減へ、事業系食品ロス
消費者庁はきのう19日、事業系の食品ロスを６割削減することなどを目標とする方針案を決定した。厚生労働省や消費者庁で検討してきた食べ残しの持ち帰りに関するガイドラインの内容、賞味期限の延長などの取り組みも盛り込まれた。
食品ロスについては、2020年に閣議決定された第1次方針で、事業系・家庭系共に2000年度比で30年度までに半減させるという目標に対し、事業系食品ロスは22年度に8年前倒しで目標を達成した。
しかしながら、新型コロナ感染症のまん延を受けた外出自粛などの影響もあったとし、新たな強化策として、6割削減を目標とする方針を立てた。年度内に閣議決定する予定。
