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消費者庁、キナ抽出物の使用実態把握へ 関係各所へ調査依頼、生殖発生に関する懸念も?

 消費者庁は14日、キナ抽出物の主成分「キニーネ」について、使用実態を調査するための周知依頼を関係各所に通知した。

 「キナ抽出物」は、天然由来の食品添加物として、1996年度の厚生科学研究報告書で「現段階において安全性の検討を早急に行う必要はない」と分類されていたが、最近の食品添加物安全性評価検討会において、新たな安全性情報が検討された結果、「生殖発生に関する懸念を示唆する情報」が得られた。そのため、キナ抽出物を含む食品を通じたキニーネの摂取実態を把握するため、使用実態の調査を行うこととなった。

 キナ抽出物やそれを含む製剤・食品を販売する事業者へ、使用方法などの申出を促す。ただし、「キナ抽出物」が器具または容器包装の原材料として用いられているものについては対象としない。

 消費者庁は、各都道府県や保健所設置市などを通じ、キナ抽出物を販売・使用する事業者に対して、調査への協力を依頼。調査結果をもとに、キニーネの摂取状況と安全性の検証を進め、情報収集に基づき必要に応じた対応を検討していく。

詳細はこちら(消費者庁HPより)

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