日清食品HD、第3四半期決算短信発表 飲料事業が増収増益、『ピルクルひざアクティブ』などが貢献
日清食品ホールディングス㈱(東京都新宿区、大阪市淀川区、安藤宏基社長)はこのほど、2025年3月期第3四半期(24年4月1日~12月31日)決算短信を発表した(連結)。売上高は前年同期比6.1%増の5,822億7,700万円、営業利益は同7.4%減の674億4,500万円だった。
同社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」に基づき、ビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでいる。
飲料事業は、24年9月末発売の『ピルクルひざアクティブ』や主力の『ピルクル400』、底堅い需要を捉える『十勝のむヨーグルト』シリーズなどが貢献し、前年同期比で増収となった。利益面では、原材料費や物流費・マーケティング費用等の増加があったが、増収効果により前年同期比で増益となった。この結果、同セグメントにおける売上収益は、同7.3%増の767億6,500百万円、営業利益は、同2%増の74億6,000万円となった。