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独自のWG活動をさらにパワーアップ 【年頭所感】健康と食品懇話会 武藤孝次会長

 新年を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 昨年は、小林製薬株式会社の紅麹を含む製品を摂取したことによる健康被害が発生いたしました。被害にあわれた方、そのご家族にあらためてお悔みとお見舞いを申し上げます。厚生労働省の原因究明により、食品製造における衛生上の問題であることが判明いたしましたが、食品事業者として、このような事故を起こさないようにと心を新たにするところでございます。消費者庁による機能性表示食品を巡る検討会と食品表示基準の改正、その後の継続した検討は公表されている通りであり、当会及び会員企業におきましてもその対応に努めております。
 
 当会は、国民の健康の維持・増進に寄与するとともに、業界の健全な発展に資することを目的に1985年に発足した団体になります。食の機能性、安全性について評価可能な研究機能を有している食品メーカーを中心に2024年12月現在44社が入会しております。当会の独自性のある活動として、消費者研究WG、安全性WG、有効性WGの3つのワーキンググループがございます。このワーキンググループの活動において、健康食品の課題解決に向け様々な取り組みを行っています。消費者研究WGにおいては健康食品に関する消費者意識のアンケート調査を継続的に実施し、安全性WG、有効性WGにおいては、今回の事案を受けた対応やアカデミアの方を招いての勉強会を随時開催しております。これらの活動は会員企業によるより良い製品つくりに活かされるとともに、業界の健全な発展とそれを支える人材の育成にもつながっております。
 
 今年度は、機能性表示食品関連では消費者庁によりマニュアルの告示化が行われ、その他の検討も継続して行われていきます。当会においては上述の独自の活動をさらにパワーアップし、さまざまな課題に対処してまいります。そして、(一社)健康食品産業協議会の団体会員として同会と協働し、より良い制度の下、制度をきちんと理解し、良い製品づくり、業界の健全な発展、健康及び健康食品に関するリテラシーの向上、国民の健康の維持・増進に寄与するように真摯に取り組んでまいります。皆様のご理解とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

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