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レジリエントでバウンスバックの年に 【年頭所感】(一社)健康食品産業協議会 橋本正史会長

 新年あけましておめでとうございます。昨年は(一社)健康食品産業協議会(以下、「JAOHFA(ジャオファ)」)の活動にご理解とご支援を賜り、誠に有難うございました。

 昨年は、小林製薬社の健康被害問題という大きな出来事が機能性表示食品の信頼に甚大な影響を与える結果となり、また多くの企業の業績にも影響を及ぼしたことと存じます。
 JAOHFAは、健康食品業界が健全でサステナブルに成長していくために委員会、分科会を中心とした活動を鋭意努力して推進している業界団体ですが、この度の健康被害問題はこれまで以上に業界が結束して課題解決の議論をする必要に迫られました。大変有難いことに、この様な大きな向かい風の出来事の中にあっても、決して怯むことなく1つひとつの課題解決のために団結して業界内は元より行政ともタグを組んで真摯に議論を重ねてこの難関を乗り切ろうというJAOHFAのメンバーの気概を感じ、とても頼もしく思いました。今回の出来事で健康食品業界全体がレジリエントなものに進化し、いわゆるコラボレーティブガバナンス(連携・共同作業によって健全な運営を行う管理体制)が実践の場で生かされた形となりました。

 そして、この様な状況下においても会員数は増え続けていて現在正会員と賛助会員を含めて110社となりました。
 本年2025年は機能性表示食品制度が始まって10周年を迎える年となります。アメリカのサプリメント法は、昨年設立30周年でしたが、1994年の設立当時6,000億円だった米国サプリメント市場は現在9兆円を超える市場にまで成長しております。

 英語にはバウンスバックという「跳ね返る」から派生した表現があります。大きなバウンスバックを望むのであれば、ボールはしっかりと膨らんでいなければなりません。2025年は是非一致団結して、レジリエントでバウンスバック(しなやかで強靱な回復力を身につけて不運な出来事から立ち直る)の年にしましょう。 
 
 引き続き皆様方の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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