W2、積極的な機能開発を推進 今年、78件の新機能開発・アップデートを実施
ECプラットフォームを提供するW2㈱(東京都中央区、山田大樹社長)はこのほど、今年、計78件の新機能開発・アップデートを実施したと発表した。これにより、クライアントの利便性を大幅に向上させると同時に、サイトユーザーの利用体験を改善し、EC事業の売上向上および運営効率化に貢献したとしている。
同社では、クライアントのEC事業の成長を支援するため、業界トレンドや市場ニーズを踏まえた機能開発・アップデートに取り組んでいる。今年、EC専業20年で培った豊富なノウハウを駆使して、新機能リリースや機能アップデートを実施した。
5月には、一般用医薬品のオンライン販売に必要なUI/UXや業務フローをSaaS型で標準搭載した、医薬品販売特化型ECプラットフォーム「W2 Repeat Medical」の提供を開始した。第一類医薬品のオンライン販売には、オンライン上での問診や薬剤師からの服薬指導、ECサイト内の一般用医薬品への「お客様レビュー(口コミ)」やレコメンド機能の制御などのルールがある。第一類医薬品販売に対応した「W2 Repeat Medical」を導入することで、余計な追加開発が必要なく、厚労省が定める第一類医薬品のオンライン販売におけるルールに準拠したECサイトの構築が可能となった。
そのほか、ECサイトにおける顧客とのコミュニケーション手段を拡充するため、SMS送信サービス「メディアSMS」との連携を実現。また、ユーザーが商品レビュー時に画像を投稿できる「商品レビュー画像投稿機能」を開発した。
同社では、ステートメント「コマースを前へ、生活を前へ、世界を前へ」の実現を目指し、製品・サービスの開発に取り組んでいる。2025年においても、引き続き積極的な機能開発を進め、サービスのさらなる向上に努めるとしている。