サプリ摂取派はブービー人気 厚労省「第19回中高年者縦断調査」
厚生労働省は20日、中高年者の生活に関する継続調査「第19回中高年者縦断調査の概況」を公表した。
2005年に開始した同調査では、中高年世代の男女を対象に、家族の状況、健康の状況、就業の状況など、中高年者の生活全般にわたって調査している。
第1回から継続して調査しているのが「健康維持のために心がけていることと健康状態」についての生活習慣。
健康状態について、「良い」または「悪い」と思っている人をそれぞれ100とし、「良い」から「悪い」を引いた差をポイントにしたところ、健康状態が良いと思っている人が心掛けているのは、女性の場合「バランスを考え、多様な食品をとる」が5.8%、男性は「適度な運動をする」が4.6%と最も多かった。
「錠剤、カプセル、顆粒、ドリンク状のビタミンやミネラルを摂取する」というサプリ摂取派は、女性0.1%、男性0.4%と、男女ともに「たばこを吸い過ぎない」に続いて低かった。