欧州最大級の国際食品見本市開催~19日から5日間 農水省が「SIAL Paris 2024」で日本産食品を後押し
欧州最大級の国際総合食品見本市「SIAL Paris 2024」が19日から23日にかけてフランスのParis Nord Villepinte見本市会場(パリ市)で開催される。130カ国から7,500社が集結する。農林水産省とジェトロは、「SIAL Paris 2024」において日本産農林水産物・食品のプロモーションを行う。
ジャパンパビリオンの展開
ジャパンパビリオンでは、水産物、日本酒、和牛などの輸出が伸びている食品をはじめ、日本畜産物輸出促進協会、全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会、全国醤油工業協同組合連合会、全国味噌工業協同組合連合会、全日本カレー工業協同組合といった品目団体も参加し、総勢81社・団体が出展する。
サイドイベント「日本の食の地域性と多様性」
「日本の食の地域性と多様性」をテーマにしたサイドイベントは、10月21日に会場内ホール6 Les Portiquesで開催され、全国知事会、農林水産省、ジェトロが主催し、日本政府観光局が協力する。参加する自治体は14県に及び、各地の食材の試食提供や日本食のプレゼンテーションが行われる。
「Euronews」による映像コンテンツの放送
SIAL Paris 2024に向けた映像コンテンツは、世界160カ国で放送される国際ニュース専門メディアEuronewsが「Here we grow」という番組で放送する。放送期間は2024年10月16日から22日まで。「Go with the Flow:Harmony in Japanese Cuisine」と題した内容で、ジャパンパビリオン出展事業者の生産現場への取材を基に、日本食や日本の食文化の魅力が世界に向けて伝えられる。
これらの取り組みは、日本産食品の国際的な魅力を広く発信することで、海外販路の開拓を支援する目的の下、日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)が提供する。