植物化学シンポジウム、11月開催 学生・若手研究者発表を表彰する「第3回松尾仁賞」も
㈱常磐植物化学研究所(千葉県佐倉市、立﨑仁社長)が植物化学研究会と共催する「植物化学シンポジウム」が今年も開催される。61回目となる今回は、「植物メタボライトの多様性」をテーマに開催する。開催日時は11月28日午後1時から5時50分まで。会場は、東京大学弥生キャンパスフードサイエンス棟内の「中島董一郎記念ホール」。
当日は、「植物トリテルペノイドのバイオテクノロジー生産技術開発」、「多成分の植物由来揮発性有機化合物の高感度リアルタイム質量分析法の開発と応用」など6演題が行われる予定。植物化学の発展や工業化・産業化による福祉増進への寄与が期待できる学生・若手研究者の研究を奨励することを目的にしたポスターセッションも行う。
現在、学生・若手研究者のポスター発表者を募集している。優秀発表者には、国立衛生試験所(現・国立医薬品食品衛生研究所)所長などを歴任し、1949年に同社を創業した薬学博士の名を冠した「松尾仁賞」を授与する。同賞の授与は前回に引き続き今回で3回目となる。
本シンポジウムの詳細はこちらから。
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