24年度「J」シリーズ、公開本格化 【機能性表示食品届出DB更新】しかし数は少なく8件のみ
機能性表示食品の届出情報データベースの更新が20日にもあり、4月1日以降に消費者庁へ提出された2024年度分の新規届出の公開が始まった。公開件数は6社8件(サプリメント3件、サプリ以外の加工食品5件、生鮮食品ゼロ件)にとどまる。撤回届の追加も少なく、4件だった。販売終了、販売予定がない、販売予定がなくなった──ことが理由。
24年度分の届出は、届出番号の冒頭アルファベットが「J」になる。この日の更新では、J2からJ9までが公開された。J1は、既存の届出と同一性が失われていない再届出だったため、先月下旬時点で受付公開されていた。
この日の更新で公開された新規届出は、既存のヘルスクレーム、既存の機能性関与成分が占めた。8件中2件は、還元型コエンザイムQ10を機能性関与成分とするグミの届出。カネカグループのカネカ食品㈱(東京都新宿区)が届け出た。同社は今年2月以降、複数のヘルスクレームを行える同成分を内部に充填するグミ機能性表示食品の届出を立て続けに行っている。
5月の届出DB更新:【7日】クエン酸、高めの収縮期血圧を下げる ポッカサッポロが届出
:【14日】DHQ、タキシフォリンで新たな機能性表示
:【17日】23年度届出、累計1,433件 前年度より多く、過去最高に迫る