FFC2.0研究会、第4回を今月14日に シリーズセミナー、テーマに「有効性のエビデンス」
世界基準の機能性表示食品(FFC)を目指すための要件を研究する「FFC2.0研究会」が今月14日午後、シリーズセミナーの第4回をオンラインで開催する。テーマは第3回に引き続き、有効性に関するエビデンス。同研究会発起人のひとり、柿野賢一・㈲健康栄養評価センター代表が講演する。
FFC2.0研究会は、柿野氏のほか武田猛・㈱グローバルニュートリショングループ代表、西沢邦浩・㈱サルタ・プレス代表の3人が今夏に発起。8月下旬からスタートさせたシリーズセミナーでは、これまでに「安全性評価」、「原材料GMP」を取り上げてきた。
今月14日開催の第4回は、「メディアの疑義情報に晒されず、海外からも笑われない機能性の根拠とは」をテーマに開催する。同研究会によれば、講演内容は以下のとおり。参加費は無料。定員は先着90人。
1.メディアによる疑義情報の背景、事業者の意識レベル
2.措置命令・撤回SRの問題点と事後チェック指針との関係性(NG事例のケーススタディ)
3.海外で通用する世界基準の科学的根拠の要件
~FTC(米連邦取引委員会)の求める科学的根拠の要件から学ぶ
4.根拠となる臨床試験の検証(最新の国際基準の方法論に適切に準拠されたか)
5.届け出る研究レビューの検証(最新の国際基準PRISMA声明に準拠されたか)
6.「海外で通用する世界基準の機能性表示食品」実現のために
時間は午後2時から4時半まで。参加申込はこちら。
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