11月7度目の更新、公開4件 【機能性表示食品届出DB更新】累計60件未満と低調
消費者庁は29日、機能性表示食品の届出データベースを更新した。公開できた新規届出は4件にとどまった。
今月に入ってからの更新はこれで7度目だが、新規届出の公開件数は累計で59件と低調。届出ガイドラインと質疑応答集の一部改正以降、差し戻しが増えていると同時に、企業からの届出資料の提出件数が減っている可能性がある。
この日公開されたのは、届出番号I776からI779までのサプリメント1件、サプリ以外の加工食品3件。生鮮食品はなかった。
機能性関与成分を見ると、酢酸、ルテイン・ゼアキサンチン、プラズマ乳酸菌、GABAと定番の関与成分が占めている。今月は、届出表示の科学的根拠がシステマティックレビューである新規の機能性関与成分が出ていない。
【石川太郎】
2023年11月の機能性表示食品届出DB更新
:【6日】富士フイルム、ボスウェリン酸を届出 最終商品臨床を科学的根拠に
:【10日】11月2度目の更新、計6件と少なく 9月29日まで提出の届出公開
:【14日】ガイドライン改正後の届出公開始まる 計4件と低調な滑り出し
:【17日】新規8件公開、2回連続で10件未満 うち4件は風味違い
:【22日】4更新ぶりに10件超える 富士化学工業がプロテオグリカンを届出
:【24日】低調な新規届出公開件数 また10件届かず、11月も100件未満か