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1万人以上の腸内フローラを検査 カルビー、日本人に多いタイプなどを発表

 カルビー㈱(東京都千代田区、江原信社長)はこのほど、1万人以上の腸内フローラ検査を実施、日本人に多い腸内フローラのタイプTOP3や傾向を発表した。

 同社は昨年4月25日に、個人の腸内環境を検査しグラノーラを定期購買するサービス「Body Granola(ボディグラノーラ)」を開始した。腸内フローラ検査では、腸内に存在する菌の種類とその割合から、「腸内フローラのタイプ」を判定する。

 今回、1万人を超える人の腸内フローラデータを分析。全57タイプの中から、日本人に多い腸内フローラのタイプやベースとなっていると考えられる腸内細菌の種類、そこから見える食・生活習慣の傾向、男女での違いや傾向などが分かった。

 「Body Granola」の腸内フローラ検査では、腸内に多く生息する細菌の種類を調べ、メインプレイヤーとなる6つの腸内細菌の保有割合を基に、腸内フローラのタイプを判定する。腸内フローラのタイプは全57パターンに分類されるが、今回の1万人の腸内フローラ分析の結果、7パターンが全体の90.2%を占めることが分かり、その内上位3パターンは、「BFB型」(第1位)、「BBB型」(第2位)、「BBF型」(第3位)だった。「BFB型」では、淡色野菜を食べる、定期的に運動をしている、「BBB型」では朝食を抜いている、定期的な運動をしない、「BBF型」では白米やパンを食べる、習慣的に喫煙や飲酒をしないなどといった食習慣や生活習慣が分かる結果となった。また男女でも違いがあり、男女ともに上位2タイプは「BFB」型、「BBB」型で同じだったが、3タイプ目以降で違いが表れたという。

 今回の1万人以上の検査結果の中で、まだ出現していない腸内フローラのタイプは全57パターン中28パターン存在し、約5割のタイプがまだ現れていないという。同社では、今後、より多くの人に腸内フローラ検査で自分の腸内環境を知ってもらうことで、自分に適した食生活・ライフスタイルで、自分に合ったヘルスケアを行うためのサポートをしたいとしている。

(冒頭の写真、下の写真:ともに同社リリースより)

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