（国研）医薬基盤・健康・栄養研究所は24日、黒ニンニクによる健康被害情報を公表した。

　韓国在住の女性（60歳）が椎間板ヘルニアによる椎間板切除術後に、黒ニンニクを含む生薬を8週間にわたって摂取したところ、腰痛と下肢のしびれが突然起こり、脱力症状を生じた。検査の所見から、脊髄硬膜外血腫と診断され、加療によって回復したという。