香港衛生署が『百痛敵2X』に注意喚起
買上調査で「インドマタシン」「デキサメタゾン」を検出
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は13日、香港衛生署(Department of Health)が医薬品成分「インドメタシン」などを含む製品に対して注意喚起を行ったと伝えた。
香港域内の薬局でカップセルまたは錠剤入りのボトルで販売されていた『百痛敵2X』を買上調査したところ、カプセルからは「インドメタシン」が、錠剤からは「デキサメタゾン」が検出された。同品との因果関係が疑われる健康被害については不明だが、香港衛生署は、同品を購入・使用しないように勧告している。