食物アレルギーへの取組「プロジェクトA」
第4回出前授業を開催
ハウス食品㈱(東京都千代田区、工東正彦社長)は11日、「第4回食物アレルギーに関するオンライン出前授業」を2月10日に開催したと発表した。
食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー(オタフクソース㈱、ケンミン食品㈱、㈱永谷園、日本ハム㈱、ハウス食品㈱)による、『食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、啓発活動に取り組む「プロジェクトA」という取り組み。
4回目となる今回は、千葉県の小学校5・6年生を対象に実施。今回の授業は、㈱永谷園が講師を担当し、当日は5・6年生の158人が参加した。2021年5月から小学校向けに配布している副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』を活用したクイズと、永谷園の食物アレルギー配慮商品への取り組み、製造工場での、商品への特定原材料の混入を防ぐための工夫について解説した。
今後も、副読本やオンライン出前授業を通して、子どもたちの食物アレルギーへの理解・関心がさらに深まり、みんなで一緒に食事をおいしく楽しむために、自分でできることを考えて行動することにつながるよう活動するとしている。
(冒頭の写真:副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』)