静岡県、定期購入トラブルの相談件数が倍増
静岡県は25日、「2019年度消費生活相談の概要」を取りまとめ、県内で定期購入トラブルや新型コロナウイルス関連の消費者相談が急増していると発表した。
2019年度の相談件数は1,893件で、前年度より252件減少した。一方、「初回無料」「お試し」などの広告を見て、1回限りのつもりで健康食品や化粧品を注文したところ、定期購入だったという相談が急増。前年度の67件から134件へ倍増した。また、マスク不足などの新型コロナウイルスに関連する相談も、今年2月以降に急増している。
県では、商品を注文する前に契約内容を十分に確認することや、未注文のマスクが届いた場合には、代金を支払わないように呼びかけている。