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静岡県、インドから輸入の健康食品で健康被害発生

静岡県は26日、インドから個人輸入された健康食品による健康被害が発生したと発表した。

 県によると、「強壮効果を目的として『Penisole』という製品をインドから個人輸入し、服用していた従業員に、鉛血中濃度の上昇や倦怠感の発生といった健康被害が生じた」との相談が、従業員が務める事業所の産業医から寄せられた。

 県が調べたところ、同製品の外箱にアシュワガンダやヒヨスといった医薬品成分が表示されていた。また、県の環境衛生科学研究所で検査した結果、1カプセル当たり2,100㎍の鉛を検出。通常の食生活で1日に摂取する量の約200倍に該当するという。服用量については、購入先サイトで1日2カプセルと記載していた。従業員は2019年7月~11月19日まで服用していた。

 県では、健康被害につながるとして、個人の判断で輸入・使用を行わないように呼びかけている。

(写真:多量の鉛が検出された『Penisole』)

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