長野県、旭松食品の高森工場に営業禁止命令
長野県飯田保健所は2日、旭松食品(株)(長野県飯田市、木下博隆社長)の高森工場を食中毒原因施設と断定し、食品衛生法による営業禁止を命じたと発表した。
食中毒の原因となったのは、同施設で製造され、26都府県の約80施設に販売された医療機関・社会福祉施設向けの業務用加工食品『人参・ごぼうと里芋の白和え』(賞味期限2020年7月25日)。
当該食品を喫食した17施設の101人で、8月22日に発熱・下痢・嘔吐などの症状が出た。関係自治体が行った検査により、患者便と当該食品の残品からサルモネラ属菌が検出された。