通販健食売上、再び減少に転じる
2月のJADMA調査 化粧品は2ケタ減
(公社)日本通信販売協会(JADMA、粟野光章会長)が4日発表した2022年2月の通販売上高調査結果によると、健康食品の売上高は132億7,100万円となり、前年の2月との比較で4.9%減少した。減少は21年12月以来2カ月ぶり。前の月は2.8%の増加に転じていたものの、続かなかった。
調査対象は、協会の理事者・幹事社を中心とする会員企業120社。2月は化粧品の売上高も前年の同月から減少し、11.5%減の約145億円と大幅なマイナスになった。前の月との比較では、約15億円減少した。
総売上高は、約1,115億円となり、前年同月比は0.4%の減少だった。前の月の1.1%増から減少に転じた。化粧品や健康食品のほか、衣料品、通信教育・サービスが前年同月を下回り、振るわなかった。
健康食品の売上高が140億円を割り込んだのは20年11月以来、16カ月ぶり。135億円に届かなかったのは、同5月以来となる。