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通信販売の利用状況は?トラブルは? ホクネットがアンケート調査結果を公表

 通信販売の利用状況は?トラブルに遭遇した時の対策は?特定適格消費者団体の(特非)消費者支援ネット北海道(ホクネット/北海道札幌市、松久三四彦理事長)はこのほど、2022年度「第1回消費者モニターアンケート」の結果を公表した。

 2023年2月、モニター300人に対し質問書を郵送して調査した。241人(80.3%)が回答。回答者の世代別では、多い順に、70歳以上62人、60代57人、50代50人、40代45人、30代23人、20代4人だった。

 通信販売の利用状況について聞いた。

 最も多く利用されている媒体は「カタログ」で65.6%。続いて、「インターネットショッピング」63.1%、「新聞・チラシ、雑誌広告」39.4%、「テレビショッピング」27.8%で、「よく利用している」、「たまに利用している」を合わせると77.7%に達した。利用したことがないと答えた人は7.1%だった。
 
 上記利用者のうち、トラブルに遭ったことがある人は「よくある」0.5%、「たまにある」19.8%で約2割を占めた。トラブルの解決方法としては、「自分で対応方法を調べた」人が約7割を占めた。具体的には、「消費生活センターなどの相談窓口」8.2%、「家族に相談」6.1%だった。

 消費者ホットライン188について聞いた。

 「消費者ホットライン188」を知っているか聞いたところ、46.9%が知っていた。知るきっかけとなったのは、「テレビ・新聞・ラジオ」36.1%、「消費者庁のホームページ」16.4%、「道立消費生活センターのホームページ」13.1%、「インターネット・SNS」5.7%、「道庁ホームページ」4.1%と続いた。

 消費生活相談窓口を実際に利用したことがある人は14.5%と1割強いたが、「188」に直接連絡した人はいなかった。
 他方、利用しなかった人にその理由を聞いたところ、相談窓口の存在を知らない人が7.8%いた。また、「利用したことがない」と答えた人の8割強が今後は利用すると答えた。
 
 「188」を利用しない理由について、「最寄りの消費生活センターなどを調べることができるため」45.5%、「対面で相談したいため」18.2%、「通話料金がかかるため」22.7%だった。

 このほか、エシカル消費についても調査している。

アンケート調査結果(ホクネットのホームページより)

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