農水省、ハーブティーで違法表示 ヘルスライフに指示
<原産国名を表示せずに2,634袋を販売>
輸入茶葉を使用していたのにもかかわらず、原産国名を表示せずにハーブティーを販売したとして、農林水産省は29日、野菜・果物や健康食品などを販売する(株)ヘルスライフ(京都市上京区、小森敏史代表)に対し、食品表示法に基づき、原因究明や再発防止策の実施などを指示したと発表した。
農水省の調べによると、同社はハーブティーの『ローズヒップティー クラッシュ(粉末)タイプ』、『ローズヒップ(バラの実)』、『カモミール(カミツレ)』の3商品について、2014年1月1日~昨年5月30日までの間に、原産国名を表示せずに合計2,634袋を販売していた。3商品は、チリやエジプトから輸入した原料茶葉を小分け包装したものだった。
農水省では、食品表示法の食品表示基準に違反すると認定。同社に対し、表示の是正、原因究明、再発防止策の実施などを指示した。3月1日までに、講じた措置を提出するように求めている。