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菊の花エキス、科学的根拠を強化
高め尿酸値の低下機能、論文2報に オリザ油化

 オリザ油化㈱(愛知県一宮市、村井弘道社長)は5日、同社で製造・販売を手掛ける機能性表示食品対応素材の「菊の花エキス」に関する新たな臨床試験論文が、海外の査読付き学術誌に掲載受理されたと発表した。新たな臨床試験は、同素材のヘルスクレーム(届出表示)である高めの尿酸値低下機能について改めて検証したもの。表示にかかわるエビデンス(科学的根拠)を強化した。

 同社の菊の花エキスは、含有するフラボノイドの一種、ルテオリンを機能性関与成分とするかたちで機能性表示食品の届出が以前から進んでいる。主な届出表示は「ルテオリンには尿酸値が高め(5.5mg/dL超~7.0mg/dL未満)な男性の尿酸値を下げる機能が報告されています」。1月5日時点の届出総数は25件と堅調に積み上がっており、最近では、いわゆるダイエット系の機能性関与成分と組み合わせることで、複合的なヘルスクレームの届出を行う企業も現れている。

 同社の発表によれば、新たなRCT(ランダム化比較試験)をまとめた論文は、海外の査読付き学術誌「Functional Foods in Health and Disease」に掲載が受理。これにより、菊の花エキスに関する査読付き論文数は計2報になる。

 改めて外部臨床試験機関でRCTを行った理由について同社では、これまで臨床試験論文が1報に限られていたこと、摂取期間が4週間と比較的短期間であったことを挙げ、「確実性をさらに高めたエビデンス構築のため、今回の臨床試験を実施した」としている。

 新たなRCTは、ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間試験の形式で実施。被験者数は、前回の臨床試験に対しておよそ2倍に増やした。菊の花エキスを1日あたり100 mg(ルテオリンとして10 mg)、12 週間継続摂取してもらい、血清尿酸値に及ぼす影響を評価。その結果、摂取12週間後の尿酸値がプラセボ群と比較して有意に低値を示したという。

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