花王、製造業から「UX創造企業」へ 生活者と直接つながるデジタルプラットフォーム「My Kao」スタート
花王㈱(東京都中央区、長谷部佳宏社長)はこのほど、生活者と直接つながる双方向のデジタルプラットフォーム「My Kao」を立ち上げ、運用を開始した。
消費者1人ひとりのKirei-Lifeを共創することを目的に、同社のDX(デジタルトランスフォーメーション)知見と資産を結集し立ち上げる、同社初の双方向デジタルプラットフォーム。
「My Kao」は、「知る」、「体験する」、「買う」、「創る」の4つの機能で構成されている。また、One-IDで消費者とつながり、消費者を深く理解することで、さまざまなUX(顧客体験)を提供する。12月時点では、生活者研究やモノづくりを通して得た知見をもとに、毎日のくらしに役立つ情報を発信することに加えて、「My Kao」内に、ビューティに関する双方向型のコミュニティサイト「Kao Beauty Brands Play Park」、化粧品からスタートするEC機能「My Kao Mall」をオープンした。
同社では、「My Kao」の立ち上げにより、パーソナライズされた体験価値提供の強化を図り、製造業から「UX創造企業」へと変革を目指すとしている。
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(冒頭の写真:同社リリースより)