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腸内細菌と睡眠の質の関係性を研究 カルビー、日本栄養食糧学会で「トピックス賞」を受賞

 カルビー㈱(東京都千代田区、江原信社長)はこのほど、腸内細菌Alistipes(アリスティペス)属の増加が睡眠の質を良くする可能性があることを明らかにしたと発表した。同研究成果を第78回日本栄養食糧学会で発表し、特に話題性や実用性が高い研究に与えられる「トピックス賞」を受賞した。

 同研究は、腸内細菌叢と睡眠の質の関係性を明らかにすることを目的とし、腸内細菌叢と睡眠時の脳波のデータを解析。その結果、腸内細菌Alistipes属とN3睡眠(最も深いノンレム睡眠)時間に相関関係が見つかり、Alistipes属が増えるとN3睡眠の時間が増えることが示唆されたという。

 同社は、マテリアリティ(重要課題)に「人々の健やかなくらしと多様なライフスタイルへの貢献」を設定し、「2030ビジョン」とその実現に向けた成長戦略の中で「食と健康」領域を重点に掲げている。その一環として腸内細菌叢の研究や睡眠の研究に注力し、個人の腸内環境を検査しグラノーラを定期購買するサービス「Body Granola」や睡眠サポート食品を展開している。

 今後も、腸内環境・睡眠領域での研究を推進し、研究成果に基づいた商品・サービスの開発などを通じて、人々の健やかなくらしに貢献するとしている。

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