素材情報DBにオメガ3を追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は8日、素材情報データベースに「n-3系不飽和脂肪酸」(オメガ3)の安全性情報を追加した。
2020年12月までを対象に、2つのデータベースで検索できた大規模二重盲検無作為化プラセボ対照心血管疾患アウトカム試験(検索条件:人数>500人、期間≧1年)7報(平均65歳)について検討したメタ分析で、海洋性n-3系不飽和脂肪酸サプリメントの摂取は、心房細動発症リスク上昇(7報)と関連が認められた。
摂取量別の解析では、摂取量の多い群(>1 g/)(3報)と少ない群(≦1 g/日)(4報)のいずれもリスク上昇との関連が認められたが、摂取量が多い群でより強い関連が認められたとしている。