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純増2件、新規22件に対して撤回20件 【機能性表示食品届出DB更新】アリナミン製薬の新規届出がまた

 きのう25日にあった機能性表示食品の届出データベース情報更新で受付公開された新規届出は、22件(サプリメント9件、サプリ以外の加工食品13件、生鮮食品ゼロ件)だった。撤回届出は前回20日の更新から20件増加。新規、撤回ともに数の多い更新になった。

 新規は、8月1日から同3日までの3日間に消費者庁へ提出のあった届出が公開された。対して撤回届出は、今月18日から20日までの同じく3日間のうちに手続きされたもの。「終売」、「販売終了」、「販売予定がなくなった」といった理由が並ぶ。複数の届出を一度に取り下げる企業も目立つ。

 新規届出の概要を見ると、「エキス」の枠組みで新規の機能性関与成分があった。名称は「エノキタケ抽出物」で、指標成分はリノール酸とα-リノレン酸。届出表示(ヘルスクレーム)は「肥満気味な方の、お腹の脂肪(内臓脂肪)を減少させ、体重の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能があることが報告されています」とある。内臓脂肪や体重などの減少サポートを訴求する「エキス」の届出は今回が初めて。

 また、トルラ酵母由来食物繊維の届出がおよそ1年3カ月ぶりに公開された。同成分の届出件数は、これで累計3件になった。これまでは三菱商事ライフサイエンス㈱(東京都千代田区)が届け出ていたが、新たな届出は日本医療製薬㈱(同)による。また、これまではサプリ以外の加工食品としての届出だったが、今回はサプリメント。

 ヘルスクレームは、「油の多い食事の脂肪の吸収を抑制し食後中性脂肪の上昇抑制に役立つこと及び、空腹時血糖が高めの方の食事の糖の吸収を抑制し食後血糖値の上昇抑制に役立つことが報告されています」で従来と同じ。

 他に、全ての届出(2件)を取り下げた後、新たな届出を行っていたことが前回のデータベース更新で分かったアリナミン製薬㈱(東京都千代田区)の届出がまた公開。ピロロキノリンキノン二ナトリウム塩(PQQ)に続いて届け出た機能性関与成分は、ユーグレナグラシリス由来パラミロンだった。

9月の届出DB更新:【3日】9月最初の更新、新規届出13件 撤回届出は29件増
        :【9日】新規届出11件、撤回届出31件 制度改正に合わせた取り下げも
        :【12日】新規、撤回とも10件台にとどまる 新規は10社12件
        :【13日】長崎新聞社、東奥日報社が届け出る 各社揃って「あおもりプロテオグリカン」
        :【20日】アリナミン製薬がPQQ 2件取り下げ後にふたたび届出

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