米国FDA、アルカロイドを含む健康食品に注意喚起
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は5日、米国食品医薬品局(FDA)がアルカロイドを含む健康食品について注意喚起を行ったと発表した。
問題の製品は、整腸作用をうたって販売されていた『Detox Plus』。分析した結果、医薬品成分のタダラフィルと、クラトムに含まれるアルカロイドが検出された。現在のところ、健康被害の発生状況は不明という。
クラトムは、タイ・マレーシア・インドネシアなどに自生する植物。摂取により、痙攣発作や肝障害などを含むさまざまな健康被害を生じるリスクがある。